web漫画家やしろあずきのババァの日常

web漫画家、やしろあずきの母が日常を綴ります

ビデオ通話で、息子夫婦ときなこに会えて、それが一番嬉しい日々。「あの時は、本当に大変だったねぇ」と、今を思い出して話をする時がいつか来るのでしょう。普通のありがたい日常に、帰って来て欲しい。家にいるから、お願いします。いつか来るコミケに向かって、足腰元気 ... 続きを読む
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ビデオ通話で、息子夫婦ときなこに会えて、それが一番嬉しい日々。

「あの時は、本当に大変だったねぇ」と、今を思い出して話をする時がいつか来るのでしょう。

普通のありがたい日常に、帰って来て欲しい。
家にいるから、お願いします。

いつか来るコミケに向かって、足腰元気に鍛えておこう。

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去年の夏コミ

ババァの父は、今から15年ほど前、84歳で亡くなった。性格は真面目、几帳面、誠実で堅実で、そして絶対割れないお煎餅のようにガンゴリンの頑固。とても頭が良く理系なのだけれど、絵も字もまた上手い!仕事をリタイアしてからは水墨画にハマっていた。そして母をこよなく愛 ... 続きを読む
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ババァの父は、今から15年ほど前、84歳で亡くなった。
性格は真面目、几帳面、誠実で堅実で、そして絶対割れないお煎餅のようにガンゴリンの頑固。
とても頭が良く理系なのだけれど、絵も字もまた上手い!仕事をリタイアしてからは水墨画にハマっていた。
そして母をこよなく愛していた。

ある日、父の書斎に呼ばれて、二冊のノートを渡された。
母にも呼んで聞かせようとしたけれど、そんなの聞いてもしょうがないと断られたとしょげていた。
ノートの中には、几帳面でとても綺麗な字で葬儀の流れから、知らせる方達の住所、氏名、あらゆる事が順を追ってきちんと書かれていた。そして遺影にはこの写真を使って欲しいとまで。

その時は、ハイハイッと頷きながらも夕飯何にしようか等と、あまり真剣になれなかったババァ。
(じぃじ、ごめん!)

それからちょうど一年後、私はその父の残してくれた二冊のノートそのままに、全てを進め、何一つ困る事がなかった。
じぃじ、あなたはすごい。本当にありがとう。

このババァも、いつか息子夫婦のために、ババァのエンディングノート、書かねばと思う。

あくまでも面白く、そしてわかり易く、たくさん絵を添えてみたい。

遺影は、銃持つババァか…
顔はsnowで限りなく美しく修正してもらって、
何枚か用意しよう。

かくして、片づけは思い出とともに、限りなく続く。

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翌日から、部屋の片付けに目覚めたババァ。綺麗好きな方だと思っていたけれど、引き出し、棚の中と、いつの間にか物が増えては最初の物が奥へと押しやられ、これは大掃除だ!写真、アルバム部門は、見出したら時間が止まってしまうので、最後にしよう。昨日、シャツやパンツ ... 続きを読む
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翌日から、部屋の片付けに目覚めたババァ。
綺麗好きな方だと思っていたけれど、引き出し、棚の中と、いつの間にか物が増えては最初の物が奥へと押しやられ、これは大掃除だ!

写真、アルバム部門は、見出したら時間が止まってしまうので、最後にしよう。

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昨日、シャツやパンツに靴下などが入っている引き出しにたどり着いた。

奥の奥の方に、まだ一度も履いたことのない、やたら面積の小さいパンツを発見。
もう何十年もしまってあるだけで、絶対こんなの履かないと分かっているのに、ババァの手から離れない。

現在のババァにとってのパンツとは、おへそまでしっかり隠れなければパンツとは言えない。
けれども捨てるには勿体ない。こうして結局捨てられない。

他のシャツやパンツや靴下は、もしこれを着て外で転んで救急車で病院に運ばれたとして、看護師さん達に着替えを手伝ってもらう時に見せても大丈夫か…を基準に選択した。

片付けは、現在進行形。

最後に残るは、写真、アルバム。
いつになったら辿り着けるか。
綺麗になった部屋で、思い出にひたる日々を過ごそう。

それだけでは、ありません。トイレに入ったら、まずスクワット。レンジでチン!の間も、スクワット。冷蔵庫からペットボトルを出したら、両手に持って上げたり下げたり、横に広げてイテテテ…絵を描き、今日のニュースを、美人キャスターになったつもりで、大声出して気取っ ... 続きを読む
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それだけでは、ありません。

トイレに入ったら、まずスクワット。

レンジでチン!の間も、スクワット。

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冷蔵庫からペットボトルを出したら、
両手に持って上げたり下げたり、横に広げてイテテテ…
絵を描き、今日のニュースを、美人キャスターになったつもりで、大声出して気取って読む。etc.
自分が元気でいるため。


息子夫婦とビデオ通話したり、友人と電話で話すと元気が出る。
ちょっと寂しいけれど、こんな毎日はとてもとても贅沢なこと。


会社がお休み、学校がお休みで、皆んなのイライラでぱんぱんになっている。
本当にもう限界と思う気持ち。

きっちりやろうとしたらパンクしちゃう。
何かガス抜き出来る、没頭出来るものがあれば良いけれど。
お母さんには、そんな時間もないはず。

思っていることを言葉に出せたら、話が出来たら、聞いてもらえたら、聞いてあげられたら、と思う。
だんまり、溜め込みは苦しいから。

心も身体も、どうか元気でいて下さい。S__10387461

昨年の四月一日に、一回目のブログを更新してから、早一年。一回目は、桜の下でコーンバーに腰掛けるセフィロスでした。そこで今回もセフィロス登場。一回目のブログ。一年の間にたくさん撮ったセフィロスの写真、その中でババァの好きな写真を選んでみました。(1位) 恋する ... 続きを読む

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昨年の四月一日に、一回目のブログを更新してから、早一年。

一回目は、桜の下でコーンバーに腰掛けるセフィロスでした。そこで今回もセフィロス登場。


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一回目のブログ。

一年の間にたくさん撮ったセフィロスの写真、その中でババァの好きな写真を選んでみました。

(1位) 恋するフォーチュンクッキー踊るセフィロス
(2位) 降りれる気がしない!
(3位) セフィロスぬくぬく赤が似合う
(4位) きなこと戦車とセフィロスと
(5位) セフィロス美しきポージング
(6位) 桜と雪とセフィロス
まだまだありますが、キリがないのでこのへんで。


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一週間に一度のペース、しかも曜日も定まらず、本当にゆるいペースでのブログで、申し訳なく思いつつの一年。

それでもたくさんの方に見ていただき、たくさんのコメントをいただき、心から感謝します。ありがとうございます。


どうなっていくのか不安しかない今ですが、
いつか、ババ友と美味しいランチでも食べながら「あの時は、本当に大変だったよね」と思い出しながら話す時が来るでしょう。

その時まで、自分で家族で出来ることをして、先に進んでいくしかありません。

不安とイライラが募って、喧嘩の感染が広がりませんように。


もう少しブログ続けてみよう、みたいと思っているババァです。

ババァが三十、四十代の化粧水がどんどん浸透していく肌だった頃は、一年に一度や二度、雪がドカンと降った。雪かき用の大きなシャベルが二個あって、主人が亡くなってからは、雪かきは父と私の担当。しばらくして父から息子へとバトンタッチ。普段は部屋に閉じこもっている ... 続きを読む
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ババァが三十、四十代の化粧水がどんどん浸透していく肌だった頃は、一年に一度や二度、雪がドカンと降った。

雪かき用の大きなシャベルが二個あって、
主人が亡くなってからは、雪かきは父と私の担当。しばらくして父から息子へとバトンタッチ。

普段は部屋に閉じこもっている息子も、雪には心躍るらしく黙々と雪かきしてくれて、一緒にいることが嬉しかった。
一言も喋らないけれどね…
そばでは、クッキーちゃんが飛び跳ねて…


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[まだ息子がニコニコ、トイレの中でも喋り通しで、頼むから少し黙ってくださいとお願いしていた頃の写真]


雪の上に靴跡残して歩いて行くと、雪滑り用の小さなそりでお父さんと一緒になって滑ってはしゃぐ女の子。
お兄ちゃんとお母さんは、そばで雪合戦。

午前中の雪降る中で子供達が作ったのか個性豊かな雪だるまがぽつんぽつんと枝の手広げて雪の上。 なんだかちょっと寂しそう。

こんなに驚く恐ろしさがついてまわる日々でも、桜は見事に咲いてくれます。

どこからか「だいじょうぶだぁー」と志村けんさんの声が聞こえてきます。
ありがとうございます。

絶対、「だいじょうぶだぁー」にしなくちゃね。

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セフィロスと雪の日の写真。

ポカポカ陽気に不安な心、混雑を避けてなのか、平日にしてはいつもより人が多い。みんな笑顔で会釈する。前行く二人に笑顔のババァは、いつもの何倍も足どり軽やか。今日は三人でやって来ましたよと挨拶をして、お掃除をしてお花をお供えして、手を合わせる二人。息子は、や ... 続きを読む
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ポカポカ陽気に不安な心、混雑を避けてなのか、平日にしてはいつもより人が多い。みんな笑顔で会釈する。

前行く二人に笑顔のババァは、いつもの何倍も足どり軽やか。

今日は三人でやって来ましたよと挨拶をして、お掃除をしてお花をお供えして、手を合わせる二人。息子は、やけにやけに長かった。

ババァも、平穏な日々が訪れることを願い、こうして三人元気に来れたことに心から感謝し、
そして
それじゃまたねと笑顔で挨拶。


ここはお山の上。
遠くにランドマークがくっきり見えて、空が近くて、ババァ一人の時はいつも帰るのが嫌になる。

ぼんやり一人、色んなことを想う。


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帰り道、息子が突然、
そう言えば俺が小さい時、この道歩いていたら、ほら、あの木の長いやつなんて言ったっけ?
(ん?お塔婆のこと?)
そうそう、そのお塔婆持って歩いていたら、てんとう虫が止まって動かなくてさぁ、お父さんが来たって俺言ったんだよな。

思い出した
息子、四年生。御塔婆担いで歩いていたら、てんとう虫が一匹飛んできて、てっぺんに止まった。
ずっと止まっていてお墓に着いた途端、息子のまわりをくるりと回るようにして飛んで行った。
息子はそれを見て、お父さんがてんとう虫になって会いに来たよ!とニコニコして大きな声で皆んなに言ったっけ、、

ババァも本当に来てくれたと思った。
嬉しかった。

今もとても嬉しい


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お腹が空いて、帰りにいただいたお昼ごはん。
美味しくて、また嬉しくなった。

ババァには息子が一人。それでもにっちもさっちも、どうにも止まらない日々の連続でいっぱいいっぱいだったのに、この状況で突然休校などと言われたら、ババァの頭は崩壊していたかもしれません。もっとも息子中学生の頃だったらなぜか家に居たので、生活のリズムに変わりは ... 続きを読む
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ババァには息子が一人。それでもにっちもさっちも、どうにも止まらない日々の連続でいっぱいいっぱいだったのに、この状況で突然休校などと言われたら、ババァの頭は崩壊していたかもしれません。

もっとも息子中学生の頃だったらなぜか家に居たので、生活のリズムに変わりはなかったかも知れませんね。

ババァは主人が亡くなり、仕事に行くようになった。と、しばらくして息子が家にいるようになった。

今思えば仕事をしに外へ出た事で、息子との距離を上手く置くことが出来たように思う。
家に帰れば夕食作り、あぁ今日も皆んな元気でしたとホッとすればもう寝る時間。
距離を置いた事で、少し離れた所から息子を落ち着いて見ることが出来たよう。

そんなあたふたした時期が結構長く続いたけれど、それでも今のように自然が生活を脅かすような、今までにない事が次々と起こる事はなかった。
予想もつかない災害が突然いつやって来てもおかしくない自然の怖さを、ババァはまだまだしっかり見ていないと思う。

先のわからない不安の中、不要不急の外出は控えてと聞こえて来るけれど、心のストレスをためないために外に出る事は、とても大事な必要なことと思います。

お日様の中、公園で遊ぶお子さんやお母さん達を見ては、心の中で応援しています。


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お母さんのイライラは、お家の中に直ぐに感染していってしまう。
手を抜くところはどんどん抜いて、お父さんもお母さんもお子さんも、みんなそれぞれホッとする時間を大切に。

先はなかなか見えないけれど、必ず落ち着くその日まで。
その日ができるだけ早く来るよう、願っています。

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美味しいお菓子や、よい香り、
とっても心が、ホッとします。

ババァは、閉所恐怖症!MRI撮るかもしれぬと、オープン式のMRIのある脳外を予約した。とても優しい先生で、まずじっくりババァの心配ごとを聞いてくれた。そして椅子から立ち上がったババァは、目をつぶり足踏みしたり、手を上げ下げしたり、目玉をあっちこっちと動かしたり ... 続きを読む
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ババァは、閉所恐怖症!
MRI撮るかもしれぬと、オープン式のMRIのある脳外を予約した。

とても優しい先生で、まずじっくりババァの心配ごとを聞いてくれた。

そして椅子から立ち上がったババァは、目をつぶり足踏みしたり、手を上げ下げしたり、目玉をあっちこっちと動かしたりといろいろ。「大丈夫だと思うけれど、心配ならMRI撮りますか?」と言われ、ハイと頷いた。

以前、腰のMRIを撮った時、ドーム型のMRIで「何かあったらこのブザーを押してください」とブザーを渡され、ガーッと中に入ったババァ。外から「それでは始めます」と技師さんが言った瞬間、両手でしっかり握っていたブザーをブーッと押していた思い出がある。

今日は横が空いたオープン型のMRI。
音もかなり静かですよと看護師さんの言葉に、これなら大丈夫と笑顔で横になった。

と その時、  ババァの顔に野球のキャッチャーがつける様な白いゴツいマスクみたいな物が付けられた!


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「ちょっと待った!」ババァは看護師さんの腕を掴んで、「これは、私はいらない!私は絶対に動かない!微動だにしないから必要ない!」とキッパリ言った。

看護師さんは優しく優しく「それは出来ません」と微笑んだ。

ババァは観念して、深呼吸をして目を閉じた。

「終わりましたよ」という看護師さんの声で目を開けたババァ。

ババァは、しっかり眠っていた。
なんてこった!



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顔に付けるといえば、いろんな物を付けたり被ったりしていたババァ。

しばらく待って診察。
先生は、ババァの脳の断層写真を見ながら、脳の萎縮も、海馬の萎縮も認知症の兆候はないし、脳血管の障害も見当たらないよと言った。

そして、いつも何時頃に寝ているの?と聞かれたババァは、夜な夜なマイクラやったりゲームをしているとは言えず「最近、ちょっと本を読んだりしておそいかなぁ〜」と天井見ながら嘘を付いた。

先生は、生活のリズムは大切。
生活習慣に気を付けて、ストレス溜めないように、本を読むのも程々にと優しく言ってくださった。

そうだ!今日から早く寝よう!とその日は12時にはベッドに入った。

次の日は、もう覚えていない。ことにしよう。

息子もひなさんも、とても安心してくれた。

皆さんその節は心配してくださり、ありがとうございます。
ババァはまだまだ大丈夫なようです。

思い出に残るネコさんは、クッキーという名のトイプードルの女の子を家に迎えてしばらくした頃、散歩に行くと鈴の音をチリンチリンと鳴らしながら、クッキーの後ろにくっ付いて歩く黒猫ちゃん。これだけでも面白いのに、この黒猫ちゃんは、大きな犬の方が好きらしく、大きな ... 続きを読む
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思い出に残るネコさんは、クッキーという名のトイプードルの女の子を家に迎えてしばらくした頃、散歩に行くと鈴の音をチリンチリンと鳴らしながら、クッキーの後ろにくっ付いて歩く黒猫ちゃん。

これだけでも面白いのに、この黒猫ちゃんは、大きな犬の方が好きらしく、大きな犬を見つけるとクッキーそっちのけで、走って行って嬉しそうに一緒に歩いている。

赤い首輪に金色に光る小さな鈴を付けていたので、すずちゃんと呼んでいたババァ。

ある時大きなお屋敷の前を通ると垣根の隙間からスッと中に入って行ったすずちゃん。すると「あら、ミーちゃん、帰ってきたの!」と声がした。

ミーちゃんだったのね。ごめんねすずちゃん!

そして最近、美容院で。
今までお願いしていたイケメンさんが、別の支店に行くことに。
前のイケメンさんは犬派でパグを飼っていたけれど、今度の方はロシアンブルーとアメリカンショートヘアを飼っている猫派。
産まれたばかりのお子さんの面倒を見てくれるらしい。
何とも可愛い猫さんの写メを見せてくれる。

そしてそして、去年の暮れ頃からとても仲良しになった、公園で会うトラの女の子。

ババァが歩いていると、ニャッ!と出てきてくれる。
しばらくしゃがんで彼女が飽きるまで一緒にいる。


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もう一つ、ババァの友人の二世帯のお宅。
息子さん夫婦の所に、折れ曲がったお耳のスコティッシュフォールドの女の子がやって来たそう。

少し学校に行きづらくなっていたお孫さんととても仲良しになって、明るくなってくれたと喜んでいた。

良かったなぁと心から想う。

何となく、なんとなく、ねこさんとのご縁が深まっているように思う。

そっと何かが、動き出しているような。


ただ、ご縁は全くないのだけれど、ババァは爬虫類も大好き。

青いヘビや、素敵な色のカメレオンも、可愛いなぁ、一緒にいたいなぁと思う。


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